今年のミス日本グランプリを獲得したウクライナ出身のモデル、椎野カロリーナさん(26)が5日、インスタグラムを更新。妻子ある美容外科医と「手つなぎデート」したなどと1日発売の「週刊文春」に報じられた“筋肉医師”こと前田拓摩氏(45)の妻に謝罪し、グランプリ辞退を認めた。

椎野さんは、インスタグラムに文書を発表。「この度、前田様の奥様、ご家族の皆様ならびに関係者の方々に、ご迷惑をおかけしました事を深くお詫び申し上げます」と前田氏の家族に謝罪した。その上で「先日私が所属事務所に説明した内容に事実と異なる点がありました。混乱と恐怖から真実を話すことができなくなりました。私のことを信じ、支えてくださった皆様に事実と異なることをお伝えしてしまったこと、本当に申し訳なく思っています」と謝罪を繰り返した。

そして「今回の事態を重く受け止め、ミス日本グランプリを辞退致しました。また所属事務所への契約解除を申し入れ、受理されました」と説明した。所属事務所フリー・ウエイブは、椎野さんがインスタグラムに投稿する前に、公式サイトに文書を発表。「「弊社所属のカロリーナ(椎野カロリーナ)が『週刊文春』に掲載されました記事に関しまして、カロリーナ本人との事実確認を重ね、信頼に足ると判断した上で『不貞行為の事実はない』と週刊文春に回答し公式に発表しました。しかしながら、あらためて本人と事実確認を行いました結果、大変残念ながら発表内容とは異なる事実があることが発覚しましたので、下記のとおりご報告いたします」とした上で「カロリーナは前田氏が『離婚をしている男性』と本人から聞いた上で、前田氏と交際を開始しました」「しかし交際期間中に前田氏が婚姻していることを認識しましたが、その後も交際を続け、男女の関係がありました」と、不貞行為があったとし「今回の事態を重く受け止め、カロリーナ本人から当事務所の所属解除の申し入れがありましたため、当社は受理致しました」と発表した。

一方、前田氏は1日、インスタグラムを更新。「自分には息子がおりますが、現在は離婚している、と既婚であることを隠してカロリーナさんと仲良くなろうとしたのは事実です。離婚は考えてなかったので、それ以上お会いすることは断られてしまいました」と既婚を隠して接近したことを認めた。一方で、週刊文春の取材手法、記事内容については納得できないと批判した。

「ミス日本」を運営しているミス日本協会も1日、公式サイトを更新。「一部週刊誌の報道について」のタイトルで「2月1日に報道しております件につきまして、記事から読み取れる事実は、妻子ある男性が『独身である』旨を述べて女性に近づいたためにおきたことであり、女性側には非がないと考えております。ミス日本協会は椎野カロリーナに問題があったとは考えておりません」としていた。

前田氏は「本日週刊誌からミス日本の椎野カロリーナさんと不倫関係にあるとの報道がありました。自分も文章を見てみました。正直かなり誇張された内容もあり誤認させる内容もありましたが、一時期デートをしたりお会いしていたことなどは事実ですし自分の誤解を招く行動によりカロリーナさんや関係者などにご迷惑がかかる事になり申し訳ないと思っています」と、自らの軽率な行動を謝罪した。

一方で「自分としては書かれ方に相当納得いってない部分もありますし告発者の一方的な意見が採用されてはおりますが、あれこれ言っても文章として出されたものはもう回収も修正もできません。力のない自分が主張しても松本人志さんと戦える文春には対抗できるわけがないのでそこには何も言いません」と、納得できないともつづった。

「自分の浅はかな行動で色々な方の誤解を生み、不快な思いをさせ、ご迷惑をおかけしてしまったため謝罪させていただきたいと思います。本当に申し訳ありませんでした」と重ねて謝罪した。一方で「ただし一つだけ言わせてください。妻に対して、子供がいる可能性や時間への配慮もなく突然自宅前に現れ、複数人でいきなり声をかけての取材、その後誰かに追われてると恐怖でパニック状態になり道端で倒れ込んでしまった状況ですので、取材のあり方はきちんと考えていただきたく思います。これからも患者さんのために、仕事もプライベートも誠実に邁進していきますのでどうぞよろしくお願いいたします」と、週刊文春の取材手法に問題があると批判していた。