元衆院議員の金子恵美氏(45)が6日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜午後9時)に出演。「ミス日本2024」に出場したウクライナ出身モデル椎野カロリーナさん(26)の「グランプリ」辞退について言及した。

カロリーナさんは1日発売の週刊文春で美容外科医の前田拓摩氏との「手つなぎデート」などを報じられ、5日に所属事務所「フリー・ウエイブ」の退所と「ミス日本2024」グランプリ返上を発表していた。

金子氏は過去に「ミス日本」に出演している。「実は以前にこのコンテストに出たことがあって。今回、審査員を務めさせていただいたんですけど、ミス日本って、日本らしい美しさで社会をよりよくするっていうのを掲げてやっていて。日本らしいっていうのは抽象的で、今年はコンテストの最後に日本らしいっていうのは、見た目だけではなく、血によるものでもなく、心、精神に宿るものだっていう言葉が出たんですよ、主催者側から。すごく納得のする結果で」と切り出した。

「だからこそ、ウクライナ出身ですけど帰化されたカロリーナさんが選ばれた背景があって。今までと違ったので、世界的なメディアに注目されたし、日本らしい美しさって何なんだっていう議論を生んだのは、多様な社会に日本がもう1歩踏み込む上できっかけになるところまではよかったんですけど」と続けた。

さらに「今回こういう報道が出て、ご本人が辞退されたわけですから。自身の価値観でミス日本にそぐわないっていうことで辞退されたと思う。それは仕方ない」と語った。

マンスリーアシスタントとして出演した山田邦子から「不倫した女性はミス日本にそぐわないんでしょうか」と聞かれ、「見た目とか行動の美とか心の美とか。行動の部分でどうなのかっていう。ミス日本の協会側もこんなことがあるとは誰も思ってないし。なぜ出場したんだっていうのは理解に苦しむところも関係者は持っていると思う」と話した。