タレント藤本美貴(39)が4日、日本テレビ系「しゃべくり007」(月曜午後10時)にゲスト出演。モーニング娘。加入時の心境を語った。

藤本はモーニング娘。4期生オーディションに参加。不合格となったがスタッフの目に留まり、02年にソロデビュー。その後03年にモーニング娘。に加入した。

進行のくりぃむしちゅー上田晋也から「なんでいまさらグループに、みたいな気持ちはあった?」とグループ加入を告げられた当時の心境を聞かれると、藤本は「ありました」と率直に回答。「紅白出た帰りに『取材がある』って言って事務所に連れて行かれるんです。そしたらつんく♂さんとカメラがいて、『モーニング娘。入ります』って言われて」と振り返った。

プロデューサーのつんく♂からは「起爆剤として」と説明を受けたが、「その時は嫌だなんて言えないじゃないですか」。グループ内の空気についても「ソロから入るというのはないので、異様な空気感ですよね。すごい扱いづらかっただろうなと思います」と苦笑した。

一方で当時のマネジャーの「ミキティは当時とがっていた。言葉遣いにハラハラした」とのコメントも紹介した。藤本もこれを認めると「曲がったことが大嫌いだったので。振り付けが昨日までは右からだったのに、違う人が『これ左からだったよね?』と言うと右左がガラッと変わる。それが面倒臭いから、『絶対右です』と」と直訴。他のメンバーは「言うよりも変えちゃった方が早い」と振り付けの変更を受け入れる空気が漂ったが、「でも私は『絶対嫌だから右です』『昨日撮ったビデオ見ましょう』と」と頑として譲らなかったという。

ネプチューン堀内健が「新入りがいきなり? 生意気転校生じゃん!」と驚くと、「絶対負けない、流されないと思って」と気の強さを発揮していた。