MLBアナリスト古内義明氏が20日、TBS系「ゴゴスマ」(月~金曜午後1時55分)に生出演。ドジャース大谷翔平投手(29)が出場するMLB開幕戦が韓国で行われる理由について解説した。

番組では、24年MLB開幕戦が韓国で行われる背景について古内氏が「MLBのアジア戦略の一環。韓国はMLB選手も輩出し野球マーケットの規模でも世界3位。しかしビジネス的にはMLBにとって未開拓でグッズ販売のロイヤリティや放映権、過去のコンテンツ販売などにより大きな収益が見込める」と解説するコメントを紹介した。

MCの恵俊彰が「我々は野球といえば、日本も盛り上がっていますしアメリカもと思いがちですが、アメリカにはアメフトがあったりバスケットがあったりとかして、なかなかMLBのお客さんって伸び悩んでるって情報もありました」と口にすると、スタジオの古内氏は「だからこそヨーロッパ、今年はロンドンでやるんですけど、オリンピックをやったロンドンスタジアム。野球用に仕様を変更してまたやってる。今回は韓国。だからアジアとヨーロッパを開拓して、放映権ビジネスとかグッズとかをやっていって、プラスアルファとして、またビジネスチャンスを求めていく」と指摘。「今売り上げ1兆6000億円あるんですよ。メジャーリーグ。だいたい日本の企業でいうと130位くらいの売り上げ規模。それを2兆円とかに(伸ばしていきたい)」と説明した。