MLBアナリスト古内義明氏(55)が24日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)に生出演。ドジャースが大谷翔平投手(29)の通訳を務める水原一平氏(39)を、違法なスポーツ賭博に関与したとして契約を解除したことについて言及した。

MLBが水原氏の違法賭博問題の調査に乗り出したことについて「今回、私の感覚で言えば、これは氷山の一角。メジャーリーグは相当突っ込んだ調査をしていきます」と切り出した。

続けて「調査が終わるまで、大谷選手がドジャースの決断いかんによっては、出場するのか。ドジャースの本拠地で来週の金曜日、(ホーム)開幕戦を迎えるんですよ。大谷選手がホームゲームのジャージーを着て、帽子をかぶって出るかどうか、アメリカメディアはこの1点に集中しています」と解説した。

米大手スポーツ局「ESPN」電子版によると、水原氏は同メディアの19日の取材で、当初は大谷が同氏の借金返済を行ったと話していた。大谷は昨年、数カ月の間に自分のコンピューターにログインし、水原氏の見ている前で送金を行ったとし、大谷が水原氏にお金を渡さず自分で送金した理由について「彼はお金に関して、私を信用していなかった。賭博に使ってしまうことを危惧していた」と説明したという。

しかし、同メディアが大谷の代理人に話を聞くためコンタクトを取った後、大谷の弁護士が声明を発表。水原氏も20日に前日の発言を撤回し、大谷は賭博のことも借金のことも何も知らなかったと話したという。

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