元ロッテの野球評論家里崎智也氏が24日、フジテレビ系「ワイドナショー」(日曜午前10時)に初出演した。ドジャース大谷翔平投手(29)の元通訳、水原一平氏が違法スポーツ賭博に関与したとされる問題について言及した。

番組ではドジャースが水原氏を違法賭博で解雇し、さらに水原氏が大谷の銀行口座から6億8000万円を送金した疑惑があることについて伝えた。MCの東野幸治が「メジャーリーグとか、スポーツ選手の方がギャンブルで破産するっていう話も聞いたりするんですけど、やっぱりお金使いが荒かったり、カジノがあって、多額のお金を賭けたりするんですか」と聞くと、里崎氏は「残高を知らないんだと思います。自分の。だから使っても増えちゃうんで、入るより、使っている認識がないんで。残高がいくらあるかも知らない。残高をわざわざ毎月確認しない」と答えた。

東野が「25日が早く来ないかなって誰も思ってないんですね」と給料日について口にすると「そもそも記帳もしない。確定申告で初めてするくらい。多分大谷選手も、僕らからすると『6億8000万なくなるってわかるやろ』って思うかもですけど、元々が大きいんで。仮に本人が知らなかったらとするならば分からないですよね」話した。

米ESPNによると、水原氏は違法な賭博で借金を作り、大谷の銀行口座から少なくとも450万ドル(約6億7500万円)が送金された疑いがあるという。水原氏は同メディアの取材に、当初は大谷が同氏の借金返済を行ったと話したが、翌日には前言を撤回した。また、開幕戦後のクラブハウスで、選手らの前で自身がギャンブル依存症であることを告白。このような報道が出ること、そして全て自分の責任であることを明かしたとしている。

スポーツ賭博は米国の約40州で合法化されているが、カリフォルニア州では違法になっている。

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