マツコ・デラックス(51)が27日、都内で、ライフネット生命の新CM発表会に参加した。

同社では5年前からCM出演をオファーしていたが、なかなか快諾を得られなかった。だが今回は「自分が決める保険」というメッセージに共感。マツコが砂浜でピアノを奏でたり、ゾウガメに語りかける演出があり、生命保険とは思えないようなCMが出来上がったという。

マツコは「ほかの会社もあったけど、CM出演はずっとお断りしていたのよ。保険って良く分からないじゃない。(特に)生命保険は私がやったら無責任だと思った。結婚も子どもを生む予定もないし。(同社のCMは)保険に入らなくていいという選択肢もあるって、それも言っている。すごくない?」と思いを明かした。

「自信がない」という若者に向けては「自分に自信なんて持てなくて当たり前じゃない? 自信があるなんて言えちゃう人なんている? みんなそうだよ(自信がない)と若者に言いたいわ。虚勢を張っているだけでしょ」。そして「私も大したことをしてきていないわよ。普通の世界に居場所がなかったから、ここにたどり着いた。無理しない方が居場所って見つかる」と経験談を明かした。

現代の若い人へエールをと依頼されると「送りません」。その後で「エールなんて老害よ。若者を応援しているっていうジジイババアがいるけど、どんどんジジイババアを駆逐してください」とエールを送った。

そして、最後に「保険って、入らなくてもいい。誰かに頼まず、自分の人生を見つめ直すという意味でも少しのぞいてみてみださい。そのあと悪質な勧誘がないので」とマツコらしくアピールした。