谷原章介(51)が8日、MCを務めるフジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演し、大地震に見舞われた台湾の避難所の充実ぶりについてコメントした。

番組では、台湾で地震発生から約3時間後には、開設された避難所に個室にしきられたテント、ベッドが準備され、さらにシャワー用テント、多くの日用品や弁当、マッサージや子供向けゲーム、スマホの充電機器などが充実している様子を伝えた。

谷原は「炊き出しというよりもきちんと1つ1つお弁当も準備されていたり、子供が遊ぶゲームがあったりマッサージがあったり…」と感心。さらに「僕の記憶なんで」と前置きした上で「(日本では)屋内の体育館の中の簡易的なテントすら、1週間ぐらいかかっていた印象がある。普段から大陸との緊張関係があったりして、準備をしているものの違いなのか、分かりませんけれども、本来地震大国、災害が多く起きる日本とのこれだけの違い。台湾も地震は多いところですけれども、なぜこんなに違うのか…」と語った。

リモート出演した危機管理アドバイザー国崎信江氏は、台湾が東日本大地震や熊本地震の際の日本の避難所のスタイルから「良いと思ったところを取り入れた」学んだと指摘。「残念なのは、日本がこのスタイルになるまでに発災から2~3週間以上かかっている。これに対して台湾は発災から2時間で準備して、3時間で受け入れを開始している。自治体と民間団体の緊密な連携関係について、今度は私たちが台湾から学ばなくてはならない、という点が多いように感じます」と語った。

この発言を受け、谷原も「迅速な対応だったからかもしれませんけど、避難所にいる皆さんの表情も明るかった気がするんですよ」と話した。