国際弁護士の湯浅卓氏(68)が14日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)に生出演。ドジャースの大谷翔平投手(29)の銀行口座に不正アクセスし違法賭博胴元に送金したとして銀行詐欺容疑で訴追された元通訳・水原一平容疑者(39)が12日(日本時間13日)、ロサンゼルスの連邦地裁に出廷し保釈されたことについて言及。合同会見でマーティン・エストラーダ連邦検事が1人で説明していたことに違和感を指摘した。

「これは国土安全保障省というのがライオンなわけです。FBIはドーベルマン」と例えてから「エストラーダ連邦検事は大きく言えば司法省に所属してるけど、バイデン(米大統領)の肝いりで1年半前になって。バイデンべったりの連邦検事」と説明した。

そして「彼が入ってきて、バイデンをかさにしてマイクを独り占めして、後の人たちには話させなかった。これは共同記者会見では異例中の異例。他の人は、バイデンをかさにして何をやってんのかなコイツ、面倒くさって思いながら聞いていた。そういう状態だった」と続けた。

さらに「エストラーダさんはそういう意味で逆に言うと、これから(米大統領が)トランプになる可能性が高い。もし来年トランプになると、1年を待たないでクビになっちゃう可能性が非常に高い。だから、その間に、短い期間の間に何としても犯罪用件で、大きな手柄を立てたい、というのが彼の狙い」と語った。

MCの爆笑問題、太田光から「検察側も信用できないというか」と聞かれた湯浅氏は「信用できるっていうか、歩く政治という感じ」と話した。そしてエストラーダ連邦検事は「腹ぺこの野良猫です」と例えた。