俳優関貴昭(せき・たかあき)さんが23日、亡くなったことが所属事務所「円企画」の公式サイトで発表された。54歳だった。

公式サイトを通じて「かねてから病気療養中でございましたが去る令和六年四月十五日 享年五十四歳 食道癌のため逝去致しました ここに生前のご厚誼に深謝し謹んでご通知申し上げます」と伝えた。

さらに「尚 葬儀におきましては 故人の遺志により近親者のみの家族葬にて 滞りなく執り行いました ご通知が遅れましたこと何卒ご容赦いただきたくお願い申し上げます 令和六年四月二十三日」とつづった。

関さんは大阪府出身で、95年に円演劇研究所入所。97年に演劇集団円の会員昇格し、舞台やドラマなどで活躍。NHK大河ドラマでは、98年の「徳川慶喜」をはじめ、12年の「平清盛」、14年の「軍師官兵衛」などに出演。19年には、テレビ朝日系「やすらぎの刻~道」にも出演した。