フリーアナウンサー森香澄(28)が1日、都内で行われた「ABABA『お祈りメールみくじ』オープニングイベント」に登壇し、就活生時代の苦労を語った。

就活生への応援メッセージが書かれた「お祈りメール(不採用通知)みくじ」にちなみ、みこ姿で登場。イベントの司会は元NHKアナウンサーでジャーナリストの堀潤氏が務め、森は「本当に大先輩で、恐縮です。アナウンサーとしていろいろ勉強させていただいてます」と話した。

自身の就職活動を振り返り「アナウンサーは結構就活が難しくて。最初に受けた局が第一志望だったんですけど、最終試験で不採用になって。ほかにも落ち続けるときが何回もあった」と語った。

大阪の局も受けたといい「同じ日に最終面接が2社あって、どっちか受かるだろうと思って行ったらどちらも落ちて。梅田駅で大泣きするみたいな」と苦悩の日々を明かした。

就活には正解がないといい「これをやったら絶対受かるとかもないし、どういう人材が必要とかも年によって違うので…」と回想。「対策しようがないっていうのが一番大変だと思いました。全て最後はご縁と運!」と言い切った。

さまざまな不採用を乗り越え、「最後の最後で」古巣テレビ東京の内定をつかんだという。

「もう半分諦めていて、どうにでもなれという気持ちで受けたら受かりました」とにっこり。「『こう聞かれたらこう返さなきゃ』とかあまり考えず、分からないことは分かりませんと言いました。背伸びしないことが大事なのかな」と明かした。

最後に、就活生に向けて「お祈りメールをもらったからって人格を否定されたわけじゃない。あまり重く考えずに、切り替えて次のステップに進んでほしいなと思います」と呼びかけた。