女子レスリング金メダリストの吉田沙保里さん(43)と登坂絵莉さん(32)が8日夜放送のABCテレビ「これ余談なんですけど…」(水曜午後11時10分=関西ローカル)に出演。国際大会での、海外選手の驚くべき“作戦”について明かした。
世界大会16連覇、個人戦206連勝と絶対的女王として君臨していた吉田さんだけに、海外の選手も吉田さんを徹底研究。吉田さんが得意とするタックルをかわすために、腕を下げて守りに徹するなど、極端な作戦を取る選手もいたという。
さらに、五輪の代表が決まる世界選手権では「ロシアの選手で、ずっと何回も戦っていた選手で。対策してきたというか。足に全部オイルというか、マッサージでクリームを塗っていたのか…。汗をかいてきたら滑る、みたいな。(タックルに)入ってもスルッって滑って(足が)取れないんですよ」と、グレーなプレーをする選手も。
「審判に『滑る、滑る!』ってアピールしても、『ノー』みたいな。日本語だから、私。英語分かんない」と苦笑した。
コーチに手が滑ることを訴えたところ、何も塗られていないシューズ付近を狙うようにアドバイスを受け、「両足タックルが得意だったんですけど、片足に切り替えて。3対2だったかな? 逆転勝ちで何とか…」と振り返った。
登坂さんも「(海外選手は)勝つために、本当に何でもしてきますよね。4年に1回のオリンピックって、たぶん日本人選手よりも海外の選手って、勝つと人生変わるじゃないですか、いろんな意味で。何が何でも勝ちにくるんですよ」と、なりふり構わぬ作戦に出る選手がいることを明かした。
「頭突きを思いっきりしたりだとか、顔をかむ。浜口京子さんも頭突きで鼻折れました」と、実際に負傷した選手もいたことに言及すると、吉田さんも「たまにいますよ、押さえられたらガブッて(腕をかむ選手)。歯形がついていて分かるんで…」と話していた。



