ロックバンド「THE YELLOW MONKEY」のボーカル吉井和哉(59)が18日、都内で、自身のドキュメンタリー映画「みらいのうた」(エリザベス宮地監督、12月5日公開)の完成披露舞台あいさつを行った。
21年に喉頭がんが発覚する数カ月前から、24年4月27日に東京ドーム公演でステージ復活するまでの3年以上を密着取材した。撮影は500時間に及んだが上映するのは約2時間。
吉井は5歳の時に父が事故で死去し、小学校入学後に母の故郷・静岡に引っ越した。「師匠」と呼ぶ6歳上のERO(エロ)がボーカルのバンド「URGH POLICE」にベースとして10代で加わり、音楽人生がスタートした。
静岡での撮影シーンには母親や同級生らが出演。「すべて当日アポ。母も当日連絡で『遊びに行くけど気にしないで』と言ったけどめっちゃキレられた」と振り返った。
完成した作品を見て「僕はミュージシャンがキャリアのほとんどだけど、この映画のためにミュージシャンになったよう。(自分とEROさんの)初老の2人を撮っているだけなのに、今、売れている音楽と似ている気がする。僕の魂が(映画を)撮っているような感覚です」と自信を見せた。



