ノンフィクションライターの石戸諭氏が22日、フジテレビ系の情報番組「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。東京・赤坂の個室サウナ火災事故で30代の夫婦が死亡した件で、危機管理態勢の不備を指摘した。
今回の火災では、死亡した夫婦はサウナ室に閉じ込められた。ドアノブが壊れていた上に、非常用ボタンのプラスチック製カバーを壊して鳴らそうとしたが、ボタンは作動せず、電源が切れていた。捜査関係者は業務上過失致死を視野に入れて、慎重に捜査を進めるとしている。
石戸氏は、「サウナって、逃げられるとか、外部に危機を知らせる手段があってしかるべきというのは法令があるない以前の問題」とした。
「こういう施設を運営するんだったら、ちゃんと確保しておかないといけないし、ましてや鍵が取れるなんてことはあってはいけない。誰が考えたって分かる話なんで、僕は十分業務上過失致死の捜査を尽くすべきと思います。この人たちは、明らかに法令以前の問題を満たしていない。運営のやり方からしても明らかな気がします」と、最後まで厳しい口調だった。
サウナ室の扉は普通、押し引きすれば開閉できる。番組ではサウナに詳しい関係者の話として、「破損したら開かなくなる木製のL字形のドアノブは使わない。使っても、熱しやすい金属部分と木製部分が触れて木が劣化しやすくなる」と報じていた。



