お笑いタレント、なべやかん(55)が20日放送の日本テレビ系特番「行列のできる法律相談所 2時間スペシャル」に出演。91年春の明大替え玉受験事件を振り返った。

やかんはVTRで「父親(なべおさみ)から推薦枠みたいなもので入れてもらえる、だから大丈夫だよって(言われた)」と明かし「手放しで喜べるみたいなのはなかったですね。不安の方が大きかった」と告白した。

合格した大学で聞き取りが行われ、2枚の写真が自分と全くの別人の写真だったといい「自分です」と答え、大学の幹部らは騒然としたと明かした。

やかんは「父親はタレントをやっているわけですから、このことが世に出てしまうとスキャンダルになってしまうということで、両方の写真を見て、『これは自分です』と、嘘をついてしまいました」と告白した。

替え玉事件の真相は、大学職員の内部告発で明るみに出たという。警察の捜査によると一部職員の組織的犯行と判明し、“替え玉受験”をしてくれる優秀な学生に声をかけ、その学生が自分の写真を貼り、やかんの代わりに受験。受験後に犯行に関わっていた職員がやかんの写真に貼り替えていたとわかった。

やかんは警察の取調を受けるも、本人に関与がないため不起訴になったといい「全部終わったなと、明るい未来はないんだろうなと思いましたよね。全部自分の責任ですからね」と語った。

やかんはスタジオにも登場し「(父から)『大学くらい行かなきゃダメだぞ』と。あとはVTRの通りですと」と明かした。東野幸治から「お父さんとかお母さんに『これええんかな』って聞かなかった?」と質問されると、やかんは「父親は絶対だったので。だからしょうがないのかなって感じだったんですけど」と明かした。

やかんは「(大学に)呼ばれたのは入学式の5日ぐらい前なんです。(裏口入学の)第一報が出たのは4月の後半。次の日に、『1人は有名人はお子さんのようです』って」と複数人いたことも明かした。

やかんは「(父が)会見をしなきゃいけない。『大丈夫大丈夫、うまくやるから』って言って、あの歴史的なうそ記者会見やって、すごい勢いで袋だたきになる。母親と姉で見てて『あ~。これはダメだ』と」と、父の対応に頭を抱えたと明かした。