元宝塚歌劇団花組トップの女優柚香光(34)が21日、都内で、主演するゲキ×シネ「紅鬼物語」公開記念舞台あいさつに出席した。
同作は25年、「劇団☆新感線」が劇団45周年興行として上演した舞台を、映画間のスクリーンで楽しめる作品として映像化。鬼に生まれ、人を愛した女の宿命を描き、柚香は主人公紅子を演じている。
「劇団☆新感線」は初出演。出演が決まった際を「とび上がって喜んだ」と振り返った。実際に参加した感想は「皆さんがすごい熱量で作品をつくっているのをひしひし感じ、充実した時間をいただきました」と述べた。
殺陣では、共演する早乙女友貴(29)に朝稽古をお願いしたという。早乙女は「通常は1時間半前に入るのですが、2時間半前に入って朝稽古していた」とし、「みんなが入ってきた頃、僕らはもう汗だくでした」と明かした。「殺陣をうまくなりたいという思いとか、楽しいと思っていただける女優さんは初めて」とすると、「日に日にすごいスピードで成長していたし、本人も楽しんでいたので、それがお客さんにも伝わっていたと思う」と称賛した。
舞台上演時のカーテンコールでは、宝塚時代の“花組ポーズ”を披露したこともあったという。この日登壇した鈴木拡樹(40)喜矢武豊(41)早乙女の順で、それぞれが記憶で“花組ポーズ”を披露。最後は柚香が本家を実演し、会場からは悲鳴にも似た歓声が上がった。
柚香は「私自身この物語を通して、鬼とは何なのか、自分なのか、社会なのかを学んだ」とし、「少しでも感じてもらえる作品になればと思います」と呼びかけた。



