演歌歌手の川野夏美(46)が5日、都内の品川ピボットで、新曲「カクテル」発売を記念した「川野夏美 カクテル・パーティー」を開催した。

「人生は甘くて苦いカクテル」というフレーズが印象的な曲。「タイトルから酒場の歌なのと言われるんですけど。人生を振り返って、笑顔の瞬間もあったし、一緒に泣いた思い出がある人もいたし、そういうノスタルジックな思い出を回想しているような1曲なんですね。聞いたり歌ってくださった方の、大事な思い出がふと浮かんだらいいなと思っている次第です」と話し、生歌を披露した。

曲の世界観に合わせ、来場者にはオリジナルカクテルが提供された。川野が自らつくるカシスオレンジをかけたじゃんけん大会も実施。「ファンの皆さまは私が料理がとっても苦手なことを知ってくださってる方が多いと思うので、飲みたがらないんじゃないかと思ってるんですけど…。初めてカクテルを調合いたします」。酒をこぼしたり、グラスのふちに飾るオレンジをドリンクにのせてしまったり、悪戦苦闘? しながら手作りした「夏美特製カクテル」を振る舞った。

またこの日は、カバーアルバム「オトナカバー~夏美スタイル~」も同時発売された。「以前から憧れていた先輩や、歌ってみたいなと思っていた歌を集めたアルバム。珠玉の1枚になっているかなと思います」。来場者と乾杯した後は、同アルバムから「小樽運河」を歌唱した。

さらにニューシングルとカバーアルバムの発売を記念して、デビューから27年分の全作品(シングル41作、アルバム12作、全280曲)が各音楽配信サービスで一挙配信開始。日本クラウン公式YouTubeチャンネルでは未公開ミュージックビデオも公開開始となった。

イベントには「大分から上京して、最初に一人暮らしした部屋の大家さん」も来場していたという。「風邪ひくとおうどんをつくって持ってきてくださったり、本当にお世話になった」と涙ぐむ場面も。自身はカクテル1杯に3時間かかるほど酒は飲めないタイプだが「雰囲気でほろ酔い。幸せをかみ締めています」と笑顔を見せた。