世界的なロックバンド、ローリング・ストーンズ結成時のメンバーだったブライアン・ジョーンズが40年前に水死した件について、英警察当局は8月31日、再捜査の是非を判断するための調査を始めることを明らかにした。ロイター通信などが伝えた。

 英紙メール・オン・サンデーによると、ジョーンズが1969年に自宅のプールで水死した当時は事故死とされたが、ジョーンズの死を調べていたジャーナリストが関係者の新たな証言を含む資料を警察に提出。過去の事件の見直しを専門とする捜査官が、資料を精査して再捜査が必要かどうか判断する。

 ジョーンズの死をめぐっては、他殺だったとの見方が以前からあったが、警察はこれまで再捜査は必要ないとの立場を取っていた。

 ロイターによると、警察の報道官は「どのような結果が出るかはコメントできない」としている。(共同)

 [2009年9月1日9時7分]ソーシャルブックマーク