米首都ワシントンで開催中の全米桜祭りのため訪米した人気アイドルグループ「AKB48」のメンバーが26日、首都中心部のトムソン小学校を訪問し子どもたちと交流、東日本大震災後の支援に感謝を伝え、日本の“元気”を象徴するポップ文化を紹介した。

 今年は東京市(当時)が桜の苗木を贈ってから100年の節目。AKBは27日にワシントンで記念公演を開く。

 メンバーの高城亜樹(20)と宮沢佐江(21)、平田梨奈(13)がカフェテリアに登場すると、待ち受けた小学2年生約50人が「コンニチワ」と出迎え。3人がドラえもんなど日本のマンガや「ハローキティ」などのキャラクターを紹介すると、歓声が上がった。

 また東日本大震災で津波に襲われた小学校の写真も紹介。3人は子どもたちと一緒に、被災地へのメッセージを桜の花びらの形をしたカードに書いた。

 宮沢は「子どもたちはかわいかった。(メッセージには)みんなが毎日笑顔で過ごせますようにと書きました」と話していた。