俳優桐谷健太(33)が21日、東京・渋谷区のNHKで行われたBSプレミアムドラマ「父の花、咲く春」(4月3日午後10時)の会見に共演の蓮仏美沙子(22)と出席した。

 岐阜を舞台に、父を知らずに育った青年が、たいこ持ちともいわれる男性芸者の父を探すうち、人の悲しみや愛、絆を感じる姿を描く。温かい作品で「透明な気分になれた」という主演の桐谷は「人間はない物ねだりが多いですが、今ある物を最高と思って生きる幸せは、魅力的な感覚。主人公も気付けた。自分もそうあれたらいいな」と、作品を通じて感じたことを明かした。蓮仏は「日本の美しさ、人の心の美しさをあらためて感じた作品」とPRした。