タモリ(68)が司会を務めるフジテレビ系「笑っていいとも!」の特番「-グランドフィナーレ

 感謝の超特大号」が31日、同局で放送され、冒頭で女優吉永小百合(69)がスペシャルゲストとして登場した。

 憧れの人として出演を熱望するタモリの思いに応え、最新主演作「ふしぎな岬の物語」(成島出監督、10月11日公開)の撮影が行われている千葉県内から中継で生出演。午後8時6分に、人気コーナー「テレフォンショッキング」で使用される、名前のボードを持って登場した。

 吉永は「タモリさん、本当にお疲れさまでした。最終回には、何としてもスタジオに駆けつけて花束をお渡ししたいと思っていたんですけれども、映画のロケで南房総の方に来ていましておうかがい出来ずに、こちらから参加させていただきます。本当にお疲れさまでした」とねぎらいの言葉をかけた。タモリは「映画の方は、プロデューサーをやっていらっしゃって、どうしても今日は無理ということで中継ありがとうございます」と感謝した。

 吉永は「映画の中で船を操船するんですね。タモリさんを思いながら…タモリさんも大きなクルーザーで番組に出ていらっしゃってる。いつか乗せていただきたいと思って撮影していました」と言うと、タモリは「いいとも!」と答えた。そして「吉永さんは10いくつから大スターでいらっしゃって、その時は私、普通の高校生。これを始めると、いつか、つながるだろうと思って始めたのもある」と「テレフォンショッキング」を始めた動機を明かした。

 そして吉永は「ご旅行にいらっしゃったら、お供にそれを」と、プレゼントとしてイタリアの高級ブランド・ボッテガ・ベネタの黒のボストンバッグとバラの花束をスタジオに送っていた。タモリは吉永直筆の「タモリさま

 本当に本当におつかれさまでした。どうかどうか少しお休みがとれますよう願っております」という目録がプレゼントと勘違いしており、バッグのプレゼントに大喜び。バッグを包んでいた布の袋をマントのように背中にかけて、仁王立ちして勝ち誇った。

 最後に吉永は、タモリから「また、あたしと食事に行ってくれるかな?」と問いかけられると「いいとも!」と声を大にして答えた。出演時間は、午後8時15分過ぎまでの9分強だった。