音楽を通じて飲酒運転撲滅の啓発を図る「STOP!

 DRUNK

 DRIVING」(ストップ・ドランク・ドライビング=SDD)の募金贈呈式が大阪・浪速区のエフエム大阪本社で15日行われ、募金総額2109万7056円が同社の田辺善仁社長から交通遺児等育成基金の小幡政人会長に手渡された。

 贈呈式終了後には協賛社を代表して阪急電鉄の中川喜博社長が、特別番組「SDDプロジェクト活動報告」に生出演、リスナーに飲酒運転撲滅へのメッセージと2014年度の継続取り組みについて話し掛けた。

 同プロジェクトは飲酒運転撲滅の啓蒙を目的に人気ラジオ局FM大阪が主催し、07年の発足以来、毎年大規模なライブを開催。阪神電気鉄道など地元を中心に約60社の協賛企業と、内閣府など50以上の関連省庁や団体が後援して、大阪の飲酒運転撲滅に貢献している。主旨に賛同するアーティストによる「SDDライブ」やリレーマラソン、タウンミーティングなど多様な展開で啓発活動を続ける。SDD基金は財団法人・交通遺児等育成基金内に設けられている。