ドウェイン・ジョンソン(42)主演最新作「ヘラクレス」が10月24日より日本公開となる。

 本作についてドウェインは「この役をやるために生まれてきた」と豪語し、理想とするヘラクレスボディを手に入れるために撮影の8カ月前から過酷なトレーニングによる肉体改造を行っていたことがわかった。

 もともと、身長196cm、体重118キロという、恵まれた体格を誇っていたドウェイン。それもそのはず、彼はもともとアメリカ最大のプロレス団体WWEで“ザ・ロック”として人気を博し、通算8度のWWE王座に就くなど、団体を象徴するカリスマとして全米もとより世界中のファンを熱狂させていたエンターテイナー。デビュー後7年もの間、団体のトップとして君臨した彼のトレーニングは俳優として成功した今でも妥協することはない。「スコーピオンキング」「ワイルドスピード」シリーズなどで見せる圧倒的な肉体から繰り出すアクションにより多くの映画ファンをとりこにしてきた。

 そんな彼が本作ではその肉体を一回りも二回りもパンプアップして挑んだ主演最新作「へラクレス」では、全盛期、神話の中のヘラクレスを凌駕(りょうが)しているといっても過言ではない。このヘラクレスボディを作るためにドウェインは8カ月間もの間、同じトレーニングと食事を繰り返し、ヘラクレスボディを手に入れた。ハリウッド一肉体のケア、トレーニング方法を熟知し、ドウェインだからこそ可能にしたトレーニングと言える。結果、10キロの増量と鋼の肉体を手に入れることに成功した。

 ■ドウェインのルーティントレーニング

 ・毎朝、3~4時に起床

 ・起床後、カーディオトレーニング(=有酸素運動)

 ・ステーキ8枚に卵12個、にオート・ミールなど栄養満点の朝食を摂取。

 ・朝食後は再び、トレーニングと食事を繰り返す。(計7回)

 俳優のヒュー・ジャックマン(46)も、X-MENのキャラクター「ウルヴァリン」を演じる際に、ドウェインからアドバイスをもらってトレーニングに臨んでいる。ヒューはドウェインに電話でアドバイスを求めると、1日3時間のトレーニングと6000キロカロリーの食事を課せられた。ヒューは「6000キロカロリーといってもラザニアなんか食べてたんじゃなく、チキンの胸肉とブロッコリーばかりだからね。空腹が恋しかったよ」と語った。そのかいあって、作品ではマッチョな肉体美を確認することができる。【ハリウッドニュース編集部】