菊池桃子の主演でヒットしたことで知られる映画「パンツの穴」(11月19日公開、森岡利行監督)が、グラビアやユニットAeLLのメンバーで活動中のアイドル篠崎愛(19)の主演で21年ぶりにリメークされることが8日、分かった。

 「パンツの穴」は、月刊アイドル雑誌「BOMB!」で79年から93年に連載されたエロチック読者投稿。84年に初めて映画化され、菊池のデビュー作として話題になった。以降、シリーズ化され90年まで5作の映画が製作された。

 ストーリーは新たに書き下ろした長編で、夏休みに童貞を捨てようと決意した田舎の男子高校生3人の前に、都会から1人の女子高生が引っ越してくることから始まるコメディー。グラビア界で注目を集める篠崎が「かつてのヒロインが持っていた純粋なイメージがある」と主演に抜てきされた。

 篠崎は初めての映画でのヒロイン役に「菊池桃子さんがデビューした映画と知りプレッシャーを感じています。堂々と演じたい」と意気込みを語っている。