演歌歌手長山洋子（４１）が、人材派遣会社社長で米国人のマーク・スミス氏（４０）と結婚したことが６日、分かった。この日、２人で都内の区役所に婚姻届を提出し、公式ホームページ（ＨＰ）でファンに報告した。妊娠はしていない。挙式、披露宴は行わない。

　出会いは０６年９月。ＴＢＳ系の情報バラエティー番組「世界バリバリ★バリュー」での共演だった。演歌好きのスミス氏が長山に一目ぼれ。ラブレターを送るなど熱烈なアタックを繰り返し、やがて交際に発展した。０７年３月に交際が発覚したが、長山は結婚について「ないない。今年は（演歌転向）１５周年の仕事に専念します」と話していた。

　２年が過ぎ、ＨＰには「ふと気がつけば、ぼちぼち女としての幸せを考える、まさに『ど・アラフォー』に立っていました」などと結婚に至った心境を記している。そして「歌謡界で骨をうずめる覚悟で歌ってきた、その気持ちに変わりはありません」と結婚後も歌手活動を続ける決意も明かしている。

　かつてアイドル歌手としてもヒット曲を飛ばした長山は気取るところがなく、ワインを片手に楽しいトークに花を咲かせる気さくな人柄で知られる。昨年は演歌を通じて、国内外に津軽三味線の魅力を伝えた功績から「初代津軽三味線大使」に任命された。年下の伴侶との国際結婚で、演歌の海外普及など活躍が期待される。

　［2009年4月7日7時6分

　紙面から］ソーシャルブックマーク