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森田芳光監督のデビュー作、松ケンで続編

映画「の・ようなもの のようなもの(仮題)」で主人公を演じる松山ケンイチ
映画「の・ようなもの のようなもの(仮題)」で主人公を演じる松山ケンイチ

 2011年(平23)に死去した森田芳光監督(享年61)の81年デビュー作「の・ようなもの」の続編が製作されることが16日、分かった。12年に公開された遺作「僕達急行 A列車で行こう」主演の松山ケンイチ(29)が再び主演に起用され、森田作品16本で助監督を務めた杉山泰一氏(55)が監督デビュー作としてメガホンをとる。

 一周忌を済ませた直後の昨年初め、森田監督を支えてきたスタッフの間で声が上がった。「回顧上映やイベントではなく、新しい何かを発信したい」。

 月命日のたびに集まる自分たちの姿が、落語の世界を舞台にした青春群像劇「の・ようなもの」の登場人物を連想させたことから、続編のアイデアが生まれた。森田監督から「監督にならなきゃダメだ」と言われていた杉山氏を監督に据え、スタッフが再結集する形で準備が始まった。森田監督が「感性が合う」と話していた松山が出演を快諾したことで、映画化のめどがついた。

 タイトルは「の・ようなもの のようなもの(仮題)」。前作の数十年後を描き、伊藤克信(56)尾藤イサオ(70)でんでん(64)らが前作に続き出演。過去の森田作品出演者も参加予定で、行方不明の兄弟子を探し回る新米落語家を演じる松山は「その中で仕事ができることも、とても喜ばしいです」と話している。

 杉山監督は「『人間はみんな面白い』という監督のコンセプトをしっかり踏襲し、自分らしい作品にしたい」。三沢和子プロデューサーは「作品は残っていますが、全て過去のもの。新しく世に出せることが一番うれしい」という。森田監督の名は「原案」としてクレジットされる。現在撮影中で来年公開。

 ◆「の・ようなもの」 新人の伊藤克信演じる若手落語家志ん魚(しんとと)を主人公にした青春群像映画。ソープランド嬢(秋吉久美子)と女子高生の二股交際を続けながら、漠とした未来に歩み出す姿を描く。先代の春風亭柳朝、楽太郎時代の三遊亭円楽も出演した。

 [2014年9月17日7時14分 紙面から]

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