ハワイ生まれの歌手、ジェニファーが今月から写真映えする「とっておきのマカオ」を紹介します!


初めてマカオを訪れて驚いたのは、豪華なホテル群の装飾。フェリーターミナルからホテルへ向かう車窓からも、ホテルの窓からもキラキラしたネオンが見えて、「これは現実の風景? 私、夢を見てる?」と思ってしまったほど。でも、翌日に半島部を訪れると、そこには古びた建物やコロニアルカラーの建物が並んでいて、あまりのすてきな風景に目が奪われてしまいました。石畳に洋風の建物が並んでいるところだけを切り取るとヨーロッパのよう。でも、その傍らには広東語の文字が書かれた標識が。そんな東洋と西洋がミックスしている風景は、ハワイと日本のハーフである私には、すごく親しみを覚えます。マカオの面白さはイースト・ミーツ・ウエスト! こんな街は、いままで見たことがありません。
◆ジェニファー=1986年(昭61)12月5日ハワイ・ホノルル生まれの歌手。07年、映画「フラガール」の英語版主題歌で注目を集める。「RENT」をはじめ数々のミュージカルでも活躍中。韓流ユニットの超新星・ユナクの最新アルバム「The One」収録のデュエット曲「We Can Fly」が好評を博している。

マカオで2軒目となるMGMブランドのホテル「MGMコタイ(美獅美高梅)」が2月にオープン。超高級スイートルーム「スカイロフト」やテニスコート3面分に匹敵するサイズの巨大スクリーンを持つシアターが注目されているが、旅行者にとって楽しみなのがグルメ。「世界のベストレストラン50」にランクインしたトップシェフがプロデュースする店など4軒のシグネチャーレストランが話題に。その他、各式中国料理店やマカオの東西融合をモチーフにしたバーなどもある。デザートバーに登場する世界最大、7・3メートルのチョコレートファウンテンもぜひ体験してみたい。

東西融合マカオの音楽と文化を伝えるマカオ・オーケストラが、バレンタインデー特別公演「愛の幻想 ファントム・オブ・ラブ」を開催。「オペラ座の怪人」で主役クリスティーヌを演じたポルトガル人ソプラノ歌手ソフィア・エスコバルと、世界で評価される中国人テノール歌手リー・イーを迎え、楽曲を披露する。
◆会場…ザ・ヴェネチアン・シアター
◆日程…2月10日まで
◆観賞料…100〜300パタカ※1パタカ=13・7円(1月22日現在)

「パッソス聖体行列」の舞台となる聖オーガスティン教会が立つのはマカオ半島部の住宅街。ルーツはスペインから来た修道士が1591年に創立した教会にさかのぼるが、現存の建物は1874年に再建されている。この教会のかつてのローカルネームは「龍髭廟」。その昔、屋根の補強として使っていたヤシの葉が、風に吹かれると竜の「髭」(ひげ)のように見えたことから、そう呼ばれていたのだという。教会を「廟」(びょう)と呼ぶのは、西洋と東洋が交じり合うマカオらしいエピソード。鮮やかなクリームイエローの教会は、今も人々に愛されている。

日本ほどではないけれど、マカオもぐっと気温が下がる2月。散策途中、つい誘われてしまうのが、アツアツのカレーおでん。文字のごとく、食材をスープで煮込んでカレーソースをかける、ちょっとしたおやつだ。
カレーおでんは中国語で「咖喱魚蛋」。直訳すると「カレー味の魚のつみれ」だが、具材は魚蛋(魚のつみれ)だけでなく、香腸(ソーセージ)や羅白(だいこん)、西蘭花(ブロッコリー)などバラエティー豊か。注文の仕方はいたってシンプルで、ずらりと並ぶ串刺しの具材の中から好きなものを選んでボールに入れてお店の人に渡すだけ。指さしで選ぶのも、もちろんOK。具材を選ぶと、串をはずしてスープでゆでた後、特製のカレーソースをかけて仕上げてくれる。
どの店もテークアウトのみだから、立ったまま道端で食べるしかない。だが、これも、子どもの頃に買い食いをしていたことを思い出して楽しいのだ。

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