中国の最も重要な祝日である旧正月を終えたマカオ。3月は、キリスト教の大切な行事、イースター(復活祭)を迎え、ふたたび街は華やぎます。ホテルのレストランやカフェではイースターをテーマにしたイベントも行われ、これを楽しみに旅する人も。気候も穏やかで過ごしやすい3月、ポルトガルの伝統が息づくマカオで特別な体験をしてみませんか?【取材・構成 芹沢和美】
斬新な見た目のパンも!復活祭にまつわるスイーツ
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- ホテルなどではイースターにちなんだ卵型の菓子が販売される
赤いランタンが街を彩り、ふだんは禁止されている爆竹も解禁され、お祝いムードに湧いた2月。マカオ政府観光局主催の旧正月パレードでは、日本から参加した沖縄のエイサーチームが華やかなパフォーマンスで拍手喝采を浴びた。そんなにぎやかな行事を終えた後も、マカオはまだまだ楽しみが尽きない。
3月にマカオを旅すれば、イースター(復活祭)に湧く街の様子を体験できるだろう。イースターはキリストが死からよみがえったことを祝う日で、キリスト教ではクリスマスに並ぶ重要な日。春分の日の後、最初の満月から数えて最初の日曜日をイースターとするため毎年日にちが変わる。今年は4月1日だ。
マカオでは3月30日(金)と31日(土)がイースターホリデーになる。クリスチャンは教会のミサに出かけ、そうでない人は連休を利用して旅に出るケースも多いという。
この時期、ベーカリーや菓子店に並ぶのは、卵の形をしたチョコレートやアーモンド菓子など、イースターにまつわるスイーツだ。中でもマカオらしいものといえば、殻つきのゆで卵をそのまま練りこんで焼いたパン「フォラール・ダ・パシュコア」。斬新な見た目には驚かされるが、これはれっきとした、ポルトガルのイースターを象徴する食べ物。ポルトガルの伝統を受け継ぐマカオでも、ベーカリーにこのパンが並ぶ。
料理&カフェにイベントも!本格的イースター体験
旅行者にとっての楽しみは、ホテルのレストランやカフェで用意される、イースターをテーマにしたコース料理やアフタヌーンティー。そして街中で行われるイベントだろう。タイパ・ビレッジの官也街(クンヤーガイ)周辺では、卵に絵を描く「エッグ・ペインティング」を3月24日(土)、25日(日)に、隠された卵を探す「エッグ・ハンティング」を3月31日(土)・4月1日(日)に開催する。
近年は日本でもイースターのシンボルである卵をかたどったチョコレートを見かけることはあるが、それはあくまでも外国のお祭りを模倣したもの。
マカオで本格的なイースターを体験してみるのも、貴重な経験となりそうだ。


