東京地裁は5日、会社法違反(特別背任)などの罪で起訴された日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(64)の保釈を認める決定をした。保釈保証金は10億円。東京地検はこの決定を不服として、準抗告した。早ければ6日に保釈される。
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ゴーン被告の弁護人の弘中惇一郎弁護士が5日夜、都内で取材に応じ、保釈条件などについて語った。主なやりとりは以下の通り。
-ゴーン被告のインターネットの使用制限はパソコンも携帯も?
弘中氏 両方です。趣旨としては、隠れて証拠隠滅できないということ
-週末も、パソコン使用が許可されている事務所に来るのか
弘中氏 保釈条件には毎日事務所に来るとは書いていない。パソコンを使うときには、と書かれている
-ゴーン被告が会ってはいけない人とは
弘中氏 事件関係者と接触していけない。別にデパートで買い物しても構わない
-行動の制限などの時間帯は
弘中氏 パソコンを使う問は弘中事務所で午前9時~午後5時で使えと。使わなかったら自由です。
-今晩、納付しないのは弁護団の決定か
弘中氏 お金のことは分かりませんが、保釈金を積まないというのは弁護団の決定です
-6日の接見の予定は
弘中氏 誰かは行くと思います
-ゴーン被告の保釈後会見の予定は
弘中氏 流動的。まだ分かりません。
-(弘中氏の認識では)保釈条件は厳しいものか。
弘中氏 監視カメラで映像撮られたり、今まであまりないんじゃないの。
-接触できない事件関係者の個人名も保釈条件にあるのか
弘中氏 個人名が一部あり、あとはその他一切の事件関係者と接触しないようにと書いてあります。
-裁判所の決定書の項目の数は
弘中氏 10項目くらいかな
-外出先の制限は
弘中氏 とくに(制限)されていません。3日以上の旅行は行けないと書いてある。熱海とか箱根とかに1泊2日は可能ですね
-保釈請求の段階で提案した条件の中で緩和されたものは
弘中氏 (緩和されていると)思います。ずっと日中、事務所にいなくちゃいけないと思って憂鬱(ゆううつ)な気持ちだったけど、大丈夫みたいですね
-提案より厳しくなったところは
弘中氏 特別厳しくなった印象はないですね。
-保釈請求が認められた時点で保証金を入れなかった理由は
弘中氏 本人の意思です
-どういう理由で
弘中氏 いったん準備して引っ込めるほどの安い金額でないでしょう。ポケットに入らないんですよ。トランクにも入らないと思いますよ
-保釈決定後会った弁護士はゴーン被告の様子をどう話している
弘中氏 大変喜んだ、という話しは聞いています
-保釈されて検査入院などするか
弘中氏 聞いてませんが、絶対ないとは言えません。

