発明家のドクター中松氏(90)が、発明の日の18日、都内で新元号「令和」に関する新発明の会見を開いた。

同氏は「平成から令和に改元されるに当たって、令和に関する発明をしました。分かる方は手を上げて!」と言った後「一瞬ですよ」と言い、紙を持ち上げた。そこには、丸の中に丸が書かれていた。

その後、スクリーンには、2つの丸の中心に数字の1が書かれたものが映し出された。中松氏は令和元年を表現したものであると言い「令和という漢字を書かなくても、令和を表現できる。漢字が書けない人にも書けるし、外国人にも分かる。令和元年が一目瞭然」と胸を張った。中松氏は「特許庁に登録申請済みです。特許庁は『令和』は登録しないという方針を示していますが、特許庁の方針に該当しないものです」と語った。

中松氏は、その上で、この新発明に30の意味を込めたとして、5月1日までに解答を応募すると発表。30全ての意味を答えた人に「天才賞」を授与すると明言し、5月29日午前11時から東京国際フォーラムで開催する、第33回世界天才会議で授与者を発表すると明らかにした。

中松氏は「令和」を表現したポーズも発明したと発表し、そのポーズで手話も出来ると胸を張った。【村上幸将】