20年東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの大会ボランティア(フィールドキャスト)研修が4日、都内で始まった。

約20万人の応募から選ばれた約8万人に対し、来年2月まで共通研修を実施する。約3時間の研修では、障がいと平等を考える時間や、「We are フィールドキャスト」と連呼し、参加者を鼓舞するコーナーなどがあった。運営側が大会スポンサーへの配慮を注意喚起する場面もあった。(スポンサーの)コカ・コーラ社製品以外のドリンクを飲んで写真を撮り、それをSNS上に投稿することは避けるよう注意。ユニホームで支給されるアシックス社製の靴以外は着用しないようにも念を押した。「大雨が降った次の日はどうすれば良いのか」と疑問を持つ参加者もいた。