新宿の夜空に、青のエールが共鳴した。29日、東京西新宿の東京都庁舎がブルーライトアップした午後7時、徒歩10分ほどの距離にある損害保険ジャパン(以下損保ジャパン)新宿本社ビルも、ブルーライトアップを行った。新宿副都心を代表する高層ビル2棟による“光の共演”だった。

ブルーライトアップは、新型コロナウイルスの対応に奔走する医療関係者らに、感謝の気持ちを示すもの。損保ジャパン本社ビルは、この日の午後6時から5時間、青い光に包まれた。都庁舎は午後8時から色を変えたため、共演は約1時間だった。

損保ジャパン関係者は「このブルーライトアップには『医療従事者の皆様への感謝の気持ち』に加え『私たち1人1人が感染しないことが、医療従事者の皆様への最大のエールにつながる』という認識のもと『これから先も、気を緩めることなく、感染防止の取組みを徹底していきます』という思いも込められています」と話した。