将棋の史上最年少挑戦者として第91期棋聖戦5番勝負第1局(8日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」)を制した藤井聡太七段(17)は今日10日、中1日で対局がある。

大阪市「関西将棋会館」で行われる第68期王座戦2次予選決勝で、大橋貴洸六段(27)と対戦する。4月14日の予定が、コロナ禍で延期された。

両者、過去の対戦成績は2勝2敗。17年3月の新人王戦、棋王戦予選と藤井が連勝したが、同年11月の棋聖戦予選、18年1月の王位戦予選で連敗し、どちらもタイトル挑戦を逃している。今回の勝者は、永瀬拓矢王座(叡王=27)への挑戦権を争う16人による挑戦者決定トーナメントに進出。1回戦で斎藤慎太郎八段(27)と対戦する。