東京都の小池百合子知事は15日の会見で、エジプト・カイロ大卒業をめぐる学歴詐称疑惑が浮上していることを受け、2種類の卒業証書を公開した。都知事選告示を控え、学歴問題に焦点が当たるのは本意ではないとの認識からだ。都知事選の政策も発表し、東京版CDC(疾病対策センター)の創設など、新型コロナウイルス感染対策を強く打ち出した。「東京を誰に担わせるのが最適か」が争点になると述べ、現職のプライドをにじませた。

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小池氏は会見で1期目に手掛けた築地市場移転延期や、五輪会場の再検討について問われ「2つとも挑戦してよかった」と振り返った。「五輪経費には皆さんあまり関心を払っていなかったはず。市場問題では明るみに出ていなかったことも次々判明した。これも透明化だ」と強調した。