小泉進次郎環境相は19日の閣議後会見を、オンライン形式で行った。先週までは省内の会議室で、出席した記者と対面する形だった。「(オンライン形式は)試行的にということ」とした上で「こういったことも、選択肢のひとつとしてやってみたい」と、話した。

閣議後会見のオンライン化はすでに、河野太郎行革担当相が、首都圏への緊急事態宣言再発令に伴うテレワーク推進要請を受けて、今月8日にスタートさせている。

その河野氏は18日に新型コロナウイルスの国民へのワクチン接種に向けた調整役を担う「ワクチン大臣」になった。環境省は感染性廃棄物を所管することから、進次郎氏もワクチン接種に関する官邸での関係閣僚会議に出席した。会見では「廃棄物業界の方も間違いなくエッセンシャルワーカーだ。皆さんの仕事が遅滞なく進むよう、ワクチン接種というステージにおいても大臣としての責務を果たしたい」と述べた。「コロナは有事だ。政府一丸となって、閣僚はひとりひとりできることを最大限やる。しっかり貢献できるようにしたい」とも語った。