腹痛などの常備薬として100年以上続くロングセラー「正露丸」を販売する大幸薬品(本社大阪市)は2日、正露丸のにおいなどに関して、20歳から69歳の男女1000人に実施したアンケートの結果を公表した。
調査の結果、正露丸のにおいを「嗅いだことがない」人は全体の8・0%だったが、20代では19・5%で、特に女性が24・0%と高かった。一方で、30代以上は5・1%にとどまり、年齢が上がると約95%が正露丸のにおいを「嗅いだことある」ことがわかった。
また、正露丸のにおいが好きかという質問には「好き」が5・7%、「やや好き」が6・4%で計12・1%。「やや嫌い」が19・4%、「嫌い」が34・3%で計53・7%と過半数になった。
似ているにおいは「漢方のにおい」が69・3%。「歯医者さんのにおい」が22・9%で続き、「くんせいのにおい」、「森林のにおい」との声もあった。
また、大人になって好きになったにおいがあるか、との質問には36・0%が「ある」回答。「くんせい」や「ウイスキー」などの回答が集まった。同社は「子どものころは『正露丸』のにおいが苦手だったという方も、大人になって嗅いでみると違った印象を受けるのかも」とコメント。正露丸のにおいの元となる主成分は、ブナやマツなどが原料の植物由来の生薬であるとし、においが苦手な人には白い糖衣錠の「セイロガン糖衣A」を薦めている。
自宅に正露丸を常備している人は35・6%だった。さらに「新型コロナウイルス禍で病院に行きづらいか」との質問に、7割を超える73・6%が「行きづらい」「やや行きづらい」と回答したとして、常備薬の重要性を説いている。

