大阪府の吉村洋文知事(46)は2日、府庁で取材に応じ、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」感染者の濃厚接触者1人が府内在住と発表した。

濃厚接触者は男性で、入国時の検査では陰性だった。国内2例目の感染が確認されたペルーから11月27日に入国した感染者と同じ航空機に搭乗していた。男性は2日午後に府内の「オミクロン株」専用の宿泊療養施設に移る予定。

吉村知事は「(オミクロン株の)陽性者が出てくると、大阪のような大都市であれば必ず濃厚接触者は出てくる。大事なのは水際でいかに防ぐか。水際対策を強化し、できるだけ市中感染を抑えたい」と話した。