2021年4月に亡くなった脚本家橋田寿賀子さんの設立した「橋田文化財団」の現金約1100万円を着服したとして、警視庁麹町署は12日、業務上横領の疑いで財団の経理担当者だった無職大堀たまみ容疑者(66=東京都足立区)を逮捕した。
逮捕容疑は、17年4月中旬から20年12月下旬、12回にわたり、財団の銀行口座に納めるために財団事務所で保管していた現金約1100万円を、自分で個人的に使うために横領したもの。
橋田文化財団は放送文化の振興・向上に大きく寄与した芸術性豊かな完成度の高い番組・作品、ドラマなどを表彰する『橋田賞』の授賞や人材育成を目的とした団体。橋田さんが亡くなった後、財団が財務状況を確認する中で発覚。財団は大堀容疑者を22年3月に解雇し、警視庁に相談していた。財団は12日、ホームページで「当財団の現預金を横領したとの容疑で逮捕されました」とし、「引き続き捜査に全面的に協力してまいります」としている。

