藤井聡太王将(竜王・名人・王位・叡王・王座・棋王・棋聖=21)への挑戦権を争う、将棋の第73期ALSOK杯王将戦挑戦者決定リーグ戦最終一斉対局が22日午前10時から、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた。
7人総当たり戦の組み合わせは、永瀬拓矢九段(31=4勝1敗)対佐々木勇気八段(29=1勝4敗)、菅井竜也八段(31=4勝1敗)対近藤誠也七段(27=3勝2敗)、渡辺明九段(39=0勝5敗)対豊島将之九段(33=2勝3敗、いずれも上が先手)。残る羽生善治九段(53)は4勝2敗で日程を終えている。
永瀬と対戦した佐々木が熱戦を制して、最後に意地を見せた。2017年(平29)に29連勝の連勝新記録を達成した藤井を、次で止めた。今回は3期ぶり2回目の挑戦を目指す永瀬を止めた。「難しい終盤戦でした。終盤、詰まされたら仕方ないと思っていました」。
リーグ入りを果たし、挑戦権を目指していたが、タイトル獲得経験者らの厚い壁にはね返された。最終局を待たずに陥落が決まっていた。「力は全然及ばずでしたが、指したい作戦はできたし、内容は悪くなかったです」と振り返っていた。

