将棋のヒューリック杯第96期棋聖戦5番勝負第1局が3日午前9時から栃木県日光市「日光金谷ホテル」で始まった。先手後手を決める振り駒の結果、と金が4枚出て、タイトル戦初登場の杉本和陽(かずお)六段(33)が先手、6連覇を目指す藤井聡太棋聖(22)が後手。対局は振り飛車党の杉本が三間飛車から中飛車へと動きを見せたのに対し、藤井は居飛車穴熊に組んだ。

午後3時、最後のおやつが出された。杉本は「『金谷 時のプリン』~3つの味の記憶~」「カツサンド」「アイスティー」。挑戦者決定戦でも頼んだカツサンドはホテルのメニューになかったが、要望に応じた。藤井は「『金谷 時のプリン』~3つの味の記憶~」「金谷りんごジュース」だった。

局面は中盤にさしかかって、互角のまま戦いが始まった。双方、攻撃の糸口をどこに見つけるかを読み合っている。