トランプ関税をめぐり9度目の渡米中の赤沢亮正経済再生担当相は7日、自身のX(旧ツイッター)を更新。訪問先での超著名人を含む3ショットを投稿した。

民放番組で「ラトちゃん」と呼んで親しさをアピールし話題となった、関税交渉をめぐるカウンターパートの1人ラトニック商務長官と、アップルのティム・クックCEOとの写真。「本日米国商務省にラトちゃんを訪ねました。ラトちゃんが人を紹介したいと言うので記念撮影しました。有名な人らしいです」とつづっり、たハッシュタグ付きで「#ティム・クックApple最高経営責任者」とも記した。

ただ、トランプ関税をめぐっては先月22日に合意したはずの日米交渉をめぐり、ここにきて、日米間で関税率に関する認識の食い違いが表面化するという大ピンチの状況でもある。日本政府側は先月22日の日米合意で、15%未満の税率の品目については一律15%に引き上げられ、これまで関税15%以上の品目は新たな関税は上乗せされず、従来の税率が適用される仕組みになったと説明していたが、米政府の現状の説明ではこの記載はなく、日本政府の主張とは食い違う。現状では、日本により高い関税が課せられることになる。日本側が主張する仕組みが適用されるのは、現状で欧州連合(EU)だけだ。

赤沢氏はラトニック氏と6日(現地時間)に会談。日本政府の発表によると、赤沢氏は、日米合意の内容を改めて確認した上で、直ちにその内容を実施するよう求めたほか、焦点となっている自動車関税についても、早期に15%に引き下げるようを求めた。ラトニック氏側の反応は明らかになっていない。

赤沢氏の投稿には「めちゃ豪華な友達の輪」「ラトちゃん 皆様素敵な笑顔ですね ジョークが言える仲って感じがします」など好意的なコメントも寄せられているが、赤沢氏にとって今回の訪米は、かつてない厳しいものとなる可能性も出ている。