自民党の田村憲久元厚労相は10日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜午前7時30分)に出演し、8日の両院議員総会で総裁選の前倒しの是非を所属議員や地方組織に確認する作業を行うと決まったことに関連し、党が続けている参院選総括と平行して行えるとの認識を示した。
「総括をしっかりやってから(前倒し是非の判断の手続き)を始めるというご意見もあるが、私は平行してできると思う」と述べ、総裁選をやるか、やらないのかの判断を、党側は急いで示すべきだと主張した。
石破首相がかつて率いた「水月会(石破派)」創業メンバーの1人だった田村氏は「臨時国会を開いて、補正予算も組まないといけない。そう考えると、なるべく早く、総裁選をやるかやらないかを決めて、やるんだったらその手続きにのっとって、早く新しい総裁を決めないと、国が動いていかない」と主張。「その間、石破総理にはしっかり政府の仕事をやっていただければいい。いろんなアメリカの関税の問題もやっていただければいい」と述べた。
参院選の総括が出るのは8月最終週になる見通しだが、田村氏は「(総括を出してからになると、総裁選に関する手続きは)9月からになる。へたをすると10月まで後倒しになると、臨時国会との関係がある。国民の生活のためには、早く、やる、やらないの結論を出した上で体制を組まないと、野党のみなさんにもご迷惑をかける」とも述べた。
総裁選をやるかやらないか問題の判断を一任されている党総裁選管理委員会の逢沢一郎委員長は、8日の両院議員総会後の取材に「自民党の歴史の中にこういう経験はなく、きちんとした仕組みを作ることが必要」と述べた上で、8月末をめどに出される参院選総括を考慮しながらタイミングを考える意向を示した。

