公明党の斉藤鉄夫代表は10日、自民党の高市早苗総裁に対し、26年続いた自公連立政権からの離脱を突きつけた。「政治とカネ」問題への自民党の消極姿勢が解消されないことを理由に挙げた。「一方的な通告」と不満を示した高市氏だったが、納得できないままの握手で「決裂」した。
高市氏は、自民党総裁選で女性初の自民党総裁に選出されてから、わずか6日で、足元が大きく揺らぐ事態に直面した。早ければ20日にも召集される臨時国会で行われる首相指名選挙での、女性初の首相就任への見通しも、不透明感が漂い始めた。
高市氏の総裁選出後の6日間は次の通り。
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◆10・4 自民党総裁選の決選投票で小泉進次郎農相をやぶり、女性初の総裁に選出される
◆10・5~6 党役員や、首相に就任した場合の組閣の一部人事構想が報じられる
◆10・7 臨時総務会で、麻生太郎副総裁のほか、鈴木俊一幹事長ら党の新4役が承認され、高市新執行部を発足させる。公明党と最初の連立協議も、連立合意が異例の持ち越しに
◆10・8 野党各党執行部にあいさつ回り
◆10・9 公明党とパイプを持つ菅義偉元首相と面会。民放報道番組に生出演
◆10・10 公明との2度目の協議前に、石破茂首相と面会。公明側から連立政権離脱を通告される

