高市早苗内閣の小泉進次郎防衛相(44)は21日、閣僚呼び込み後、総理官邸で報道陣の取材に応じ、「自らの重責をしっかり認識した上で、日本の国民のみなさんに安心していただけるような仕事をしていきたい」と、抱負を口にした。
今年5月、失言で更迭された江藤拓元農相の後任として、石破内閣の農相に就任。自称「コメ担当大臣」の立場から、横滑りで再入閣した形だが、日本の安全保障や国防に携わる重要ポストで、これまで以上に手腕が問われる機会になる。
米海軍施設や海上自衛隊司令部がある横須賀市が地元(神奈川11区)で、初当選以降、安全保障政策にも心を砕いてきた。一方で、これまで2度敗れた総裁選を通じて経験不足も指摘され、事前に防衛相への起用方針が報じられた際には、「小泉防衛相」がネット上のトレンドワードになり、賛否が渦巻いた。
進次郎氏は小泉家4代目の世襲政治家だが、父・小泉純一郎元首相の父親で、自身にとって祖父に当たる小泉純也氏も、1964年から1965年にかけて、池田勇人内閣と佐藤栄作内閣の防衛庁長官を務め、「国会の安保男」の異名をとった。
役職名は異なるが、約60年の時をへて祖父に続いて防衛相ポストに就任する形となり、「安全保障環境が戦後、最も複雑で厳しい状況にある中、国家防衛という国家存立の基本である崇高な任務を担うことになった。防衛省、自衛隊の25万人諸官とともに使命を全うするため、自らの重責をしっかり認識した上で、日本の国民のみなさんに安心していただけるような仕事をしていきたい」と述べた。

