立憲民主党の小沢一郎衆院議員が3日までにX(旧ツイッター)とYouTubeチャンネルを更新。自民党の日本維新の会が、連立政権樹立のために連立合意で「絶対条件」などとして持ち出した、衆院比例代表を念頭にした10%の議員定数の削減について、合理的な根拠が示されていないとした上で、国民の生活を良くするために「定数削減さえすればいいと言うなら、10%と言わず、20%でも30%でも、うんと削減すりゃいい話」と指摘。「半分に減らしたっていい、それで良くなるんなら」と、疑問符を突きつけた。

維新は、自民党との連立に際し、議員定数の削減を「絶対条件」などとして持ち出した。連立合意前の政策協議段階で吉村洋文代表がフジテレビ番組内で、定数削減で合意できなければ連立は組まないとまで明言していた。

小沢氏は「なぜそういうことをしなければならないのか、明確にどの党からも誰からも示されてないということなんですね。それが問題なんですよ」「定数を削減することによって、国民の生活がよりよいものになる、というならば、具体的にどういうことでそうなるのか、という説明がないと」と、衆院比例代表から10%削減という案をめぐり、合理的な理由説明がなされていないことを指摘。「定数削減さえすればいいというなら、10%といわず20%でも30%でも、うんと削減すりゃいい話で、なんで10%でいいのかと、いうことにもなりかねません」とツッコんだ。

また、日本の定数が先進国では少ないとも指摘。さらに、比例代表だけから削減しようとしていることについて「少数意見を切り捨てることにも繋がって、大政党に有利になるんですね。だから、なぜこういうことを主張するのか。私はちょっと分からない。とにかく定数削減ということだけが、主張されて、その合理的な根拠・意味、それが説明がないということはね。ちょっと不自然に思います」と批判した。

小沢氏は、「合理的な説明もなしに、政治家がね、マスコミの風潮、世間の風潮におもねってね、主張するということはね。政治をゆがめることになるし。国民を欺くことになる。私はそういう意味でね、賛成ではありません」と意見を表明。「もちろん、きちんと正当な説明がなされて、納得できる説明あれば別ですけれども」とした上で、定数削減で国民の生活がよくなるのであれば、「それならもっとやればいい。なんで10%なんだ。半分に減らしたっていい、それで良くなるんなら」と、自民党と維新の合意について繰り返し、疑問符を投げかけた。