参政党の梅村みずほ参院議員が8日、自身のX(旧ツイッター)を更新。
同党が参議院で提出した「日本国国章毀損罪」(国旗損壊罪)について語った番組出演の経緯をあらためて説明した上で、議論をかわした共演者への人格攻撃は控えるよう呼びかけた。
梅村氏は、10月31日配信のABEMA報道番組「Abema Prime」に出演。日本を侮辱する目的で日の丸を傷つける行為を処罰する「日本国国章毀損罪」(国旗損壊罪)を盛り込んだ刑法改正案について、真意を説明。現在、外国国章損壊罪があるのは「国家に対するリスペクト」として、日の丸へも同様の対応の必要性があることなどを訴えた。一方、MCのカンニング竹山は、自身も国旗を大切にしていると前置きした上で、疑問を呈す立場で議論。梅村氏に対し「気持ちはわかる。ただ、日の丸を嫌いな人もいて、好きな人もいて、いろんな考えの人がいて国家だと思う」と指摘し、「モラルの問題だから、法律で決めることじゃないんじゃないかな」などと問題提起した。この議論が話題となり、竹山は配信後SNSで「あの~、大変申し訳ないけど私、日章旗も君が代も国防も大事だと考えてる人間です!お間違えなきよう宜しくお願いします。ただし、国旗損壊罪制定はまだまだ議論しながら決めた方がよいと言う考え」などと補足する事態となっていた。
梅村氏は今回の投稿で、「先日出演したABEMA Primeに大きな反響をいただいています」と報告すると「出演前、神谷代表が『大丈夫ですか?断っても良いですよ』とご心配くださったのですが、同番組に出演させていただいたからこそ国民の皆さまにも国旗損壊罪へのご理解が深まったものと拝見しており、出演した意味を噛み締めております」と、神谷宗幣代表の配慮があったことも明かした。
また「同番組では過去の出演時にも1vs多数の構図で議論するような場面があり、今回もそうなる可能性を重々承知した上でオファーをお受けした次第です。決しておかしいことを言っている訳ではないのに屁理屈を捏ねて特定の主張をする者を多勢で袋叩きにする…これはメディアのみに限らず、国会でもしばしば起こることであり、むしろ“進めてはならない都合の悪い政策”を回避する目的を持って政治側とメディア側が連携して引き起こす現象でもあろうと認識しております」と持論を展開した。
梅村氏は「私自身は2年前、出入国管理法改正案審議の際に経験しました。当時、私の質疑内容に対して国民の皆さまからはあまたの賛同と激励のお言葉をいただきましたが、多くの政党から袋叩きにあうと共にメディアからも集中攻撃を受け、遂には世論を気にした所属政党からも意味不明の理由を付され重い処分を受けたものです」と、日本維新の会に所属した当時も回想。「しかしあの時、孤立無縁になりながらも議会で戦う姿を見せたからこそ、この夏私は参政党に拾っていただき、再び国民の皆さまのご負託を受けることができたと確信しています。よしんば四面楚歌であろうと虎穴であろと、己が道こそ正義と信じられるなら敢えて飛び込み、国民の皆さまとお天道様に判断を委ねるべし。この教訓を私は2年前の経験から学んだのです」とつづった。
梅村氏はその上で「国旗損壊罪を成立させんとする強い想いと覚悟は、自分が責められ傷つくことへの恐れや不安よりも遥かに大きく、故に与党から来年閣法が出されるとの報道を受けてなお1日も早い成立を目指し、目下各党の皆さまへ先日参議院に参政党から提出した刑法改正案(日本国国章損壊罪)のご説明に上らせていただいております」と説明。「交渉の進捗はお伝えできませんが、結果を得次第ご報告させていただきたく存じます」とした。
最後は「正義の数は人の数ほど。それぞれにそれぞれのお立場とお考えがありますので、ABEMA Primeにてご一緒させていただきました他出演者の皆さまへのお言葉はどうか人格攻撃にならぬようお気遣いいただけましたなら幸いでございます」と締めくくった。

