中央大法科大学院教授で弁護士の野村修也氏が27日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。高市早苗首相の台湾有事をめぐる国会答弁について「訂正する余地はない」と私見を述べた。

野村氏は「高市総理の台湾有事発言は、従来の政府答弁の中で想定し得る防衛ラインを述べただけであり、内容的にも間違っていないので、訂正する余地はない」と見方を示し、「言った後で従来の政府答弁を繰り返すなら言うべきではなかったとの批判もあるが、言って訂正しないのと、言わずにいるのでは、牽制力に大きな違いがある」と指摘した。

高市氏は26日、国会内で就任後、初の党首討論に臨み、台湾有事をめぐる国会答弁で日中関係の悪化を招いていることについて、立憲民主党の野田佳彦代表に責任をどう考えているか問われたが、正面からは答えなかった。高市氏は「(習近平国家主席とは)戦略的互恵関係を包括的に構築し、安定的、建設的な関係を構築していくことを確認した。お互いに懸念や課題があった場合、コミュニケーションを通じて解決をしていくことを確認した」と主張。「現在、高市内閣ではこの方針を堅持している。日本は常に中国に、対話に関しては建設的でオープンです。今後、対話を通じて今より包括的な良い関係をつくっていき、国益を最大化するのが、私の責任だと感じております」と述べた。