2022年7月に奈良市で参院選の応援演説中に安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件で、殺人などの罪に問われた山上徹也被告(45)の裁判員裁判が18日、奈良地裁(田中伸一裁判長)で開かれ、検察側は無期懲役を求刑した。この後、弁護側の最終弁論、被告の最終意見陳述を実施し結審する予定。
被告は「私のしたことに間違いありません」と殺人罪の起訴内容を認めている。最大の争点は量刑で、判決は来年1月21日に言い渡される。
X(旧ツイッター)では「無期懲役」がトレンド1位となった。無期懲役をめぐって、様々な書き込みがなされた。「まぁ、妥当なところだろう。これで死刑はあり得ない。俺は無期懲役でも厳しすぎるとは思うが、愚民感情があるからね。いずれにせよ、山上は興味深い奴だよ」「過去の判例を考慮すると、ある程度妥当なラインなのかな。ただ、不遇な生い立ちは裁判員全員がよく知るところだと思うので、判決は有期刑の上限ギリギリ(懲役30年)なり、もう少し軽くなるかも」「失われた人命は一つで、大量殺人ではない。でも、民主制の根幹を揺るがす大事件だった。死刑が重過ぎるという感覚もあり、罪状がちゃんと証明されれば無期懲役は妥当な判断に思えます(個人的印象)」などの書き込みがあった。
一方で「死刑 ちゃうんかいっ!」「無期懲役なのね。仮釈放なしの無期懲役だよね? 本当は死刑だよ。イラッとするわ 死刑を求めないということは検察は真犯人???含めて事件の全容解明するんだよね!」などのコメントも。他にも「罪を犯した人が相応の刑罰を受けるのは当然だとした上で、生命活動をシャットダウンされる死刑と、何年あるいは何十年と生きながらえるけど自由だけは喪失し続ける無期懲役と、本人にとってどちらがより過酷な罰になるのかね 俺には分からない」などの声もあった。
起訴状などによると、22年7月8日、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で演説中だった安倍氏を手製のパイプ銃で銃撃し、殺害したとしている。

