日本維新の会の藤田文武共同代表が、18日放送のBSフジ「プライムニュース」(月~金曜午後8時)に生出演。自民党と連立政権を組む同党が「改革のセンターピン」と位置付けた議員定数削減法案の審議が今国会で見送りとなったことについて、不満をあらわにした。
藤田氏は先送りについて聞かれるとまず「率直に悔しいし残念だなと思います」と一言。高市早苗首相や吉村洋文代表らと行った16日の会談内容に触れ「会談が行われたのは国会が閉会する前日でありますから、もうここから何かアクションを、というのをするかどうかというのを、そろそろ決めないといけないということで、一区切りにして、延長戦という形で、通常国会で、もう一度どういって実現していくか、という心合わせは、この会談の中でもさせていただきました」と明かした。
法案が審議入りしなかったことについて「総理だけの責任だけではなくて、もちろん野党の反発もあったし、自民党内にも、もともと反対の表明というか声を、かなり陰に陽にあげられた方もいらっしゃいましたから」と指摘した上で「声をあげるのは自由ですけど、最終最後、約束を果たしてもらうということの1点において、結束していただくというのが、礼儀であり筋ですから」と不満をあらわにした。
その上で「国会というのは、いろんな先送り、遅延行為みたいな技術があるんですよね。まあ、そういうものが駆使されてしまったというのは、いろいろ私も腹立たしいところがあって文句も言いましたが、私たちの実力不足もあったという風に自分に責任を戻して、1月からの国会で何とか実現させるように」と自戒も込めて語った。
キャスターを務める産経新聞の水内茂幸編集長からは「自民党も法案を出すまで、党内をまとめるまでが遅かったという印象もある」と聞かれた。これに対して藤田氏は「正直、私や吉村代表が、また実務として私や私のチームが取り組み、成立まで何とかこぎ着けようとした熱量に対して、自民党の担当者が同じだったかと言うと、そうじゃないと正直思いますし、それは自民党側も自覚しておられるかと思います。でもそれでは、私たちがお願いして、自民党が嫌々受けて、それを僕らだけが仕込んで、自民党が何となくそれを進めている、となりますよね」と苦言を呈した。
藤田氏はその上で「そうじゃなくて、連立合意文書というのは両党が合意してますから、両党の意思なんですよ。だから、私たちの要求を飲んでもらって嫌々こなしてもらう、という姿勢だったら、他の全ての政策もそうなりますよ。もちろん、我々が提案した項目がほとんどですよ、連立合意文書は。ただいったん、両党の代表の名前を記載して、両党の意思としてやると表明したからには、それはお互いが全力を尽くすというのは当然のことでありますから、そこは引き続き、連立パートナーである自民党に求めたい」と語った。

