奈良市議選に無所属で出馬し初当選を果たした元迷惑系ユーチューバー、動画配信業へずまりゅう氏(34)が9日夜、自身のX(旧ツイッター)を更新。SNSで拡散されて問題化している、各地の中高生らによる「いじめ暴行」動画をめぐり、私見をつづった。
この種の「いじめ暴行」とみられる動画をめぐっては、最近、栃木県内の高校のトイレ内で、男子生徒が別の無抵抗の男子生徒に殴る蹴るの暴行を加えている映像が一部告発系SNSアカウントに高校名とともに投稿されるなどして、SNSで拡散。ネット上で怒りが沸き起こる事態になった。そして栃木県警が暴行容疑で捜査を始め、福田富一県知事が「絶句しました」などと言及した。
また、大分市内の中学校の廊下とみられる場所で1人の男子生徒が、床に転がったもう1人の無抵抗の男子生徒に対し、髪の毛をつかんでひきずったり、何度も蹴りを入れたり、後頭部や顔面を思いっきり蹴ったり、馬乗りになって顔を何発も殴るなど極めて危険で凄惨な暴行が繰り返されている動画も、8日まで中学校名などとともに告発系アカウントに投稿された。あまりのひどさにこの動画もSNSで一気に拡散し、大分市教育委員会は9日に会見し、当該中学で「暴力行為があった」との認識を明らかにした。ほかにも9日、熊本県内の中学の生徒が少年に対し暴行を加えているとみられる別の動画も告発系アカウントなどに投稿。当該町教委が事実関係の調査を始めたという。
こうした中、一方で、いじめ暴行動画をSNSなどに公開して拡散させることに対し、「暴行をしている加害者に対するいじめだ」などという趣旨の声も出ている。
ただ、へずま氏はこうした声に対し、Xで「虐めの加害者をSNSに晒して叩く人たちも虐めだって?は? 地のドン底に落とさなきゃ被害者の気持ちなんて分からないですよ」と強い語調で反論。「世間的に暴力動画が拡散され異例の早さで警察や教育委員会が動いてます。この流れは止めたらダメだ。これ以上虐めをする人間は社会から抹殺される覚悟を持て。必ず潰す」と述べた。
続くポストでも「加害者は守る必要が無い。嫌なら最初から虐めるなよ。虐めの被害に遭っている方は録音や録画など証拠を取るようにしましょう」と記した。
一方で、へずま氏は自身のXサブアカウントで「情報が知れ渡った状態で売名目的で学校に行くのはただの迷惑です。動くのが遅すぎます」とクギもさした。 へずま氏はこうしたいじめ暴行動画をめぐり、警察や学校、教育委員会、地元議員らに動画を提出したり情報提供するなど、いじめ撲滅に向け活動している。

